矯正治療は何歳までできる?
歯の矯正は子供や若い人の治療と思われがちですが、実際は何歳になってもできます。ただし、条件があります。
・歯が健康であること
虫歯や不適合のかぶせ物、根尖性歯周炎がある場合などは先に治療が必要です。
・歯ぐきが健康であること
歯周病にかかっている場合は先に歯周病治療が必要です。
・ある程度の本数の歯が残っていること
残っている歯の本数が少ない場合は、インプラントの併用が必要になります。
・口の中の潤いが保たれていること
だ液が少ないと装置がすれて口内炎ができやすく、治療中の苦痛が大きくなることがあります。
大人の矯正治療で大切なこと
歯を失う最大原因の歯周病は現代人を悩ませるお口の中の病気ですが、30代以上の3人に2人が歯周病というデータもあり、身近にある病気です。
ですから、大人の矯正治療を行う場合は歯周病の治療とコントロールが必須です。