歯周病菌のPCR検査
歯周病は歯を失う原因、第1位の怖い病気。
歯周病の原因菌の中で、特に悪質なのがPg菌(ポルフィロモナス・ジンジバリス)です。
Pg菌は歯周病だけでなく、アルツハイマー型認知症の発症にも関係があるといわれています。
ところで、Pg菌の数や種類は人によって違います。歯周病が重症化しやすい人は口の中にPg菌が多く存在しています。
そしてPg菌の中でもⅡ型が特に悪質で、Ⅱ型を保有している人は歯周病予防に真剣に取り組まないと、歯をどんどん失うことになりかねません。
当院はPg菌をPCR法で検出する機器を導入しています。
検査方法はお口の中のプラークを採取するだけで、痛みを伴いません。
結果は45分で出るので、クリーニングの日に検査をすると当日に結果が分かります。
ちなみに当院でクリーニングを初めて受けられる方は、無料で検査を実施しています。
まずご自身のリスクを把握していただき、今後のお口の健康維持に役立てていただきたいとの想いからです。
ホームケアだけでは取れない歯石やバイオフィルムを徹底的に取るクリーニングを受けると、お口の中の細菌はガクンと減ります。
残念ながら、クリーニングで減った細菌の数はまた戻ってくるので、定期的に受けることが重要になってきます。
お口の中をキレイにして、身体の健康も維持していきたいものですね。