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あごの骨格異常は万病のもと

噛み合わせの悪さから肩こりなど身体の症状が出ることを知っている人は増えてきたように思いますが、骨格の異常をともなう不正咬合は、他にも様々な悪影響があるそうです。

海外の文献からご紹介します。

 

口腔周囲の問題

・虫歯

・歯の欠損

・ブラキシズム(歯ぎしり、食いしばりなど)

・顎関節症

・咀しゃく不全(よく噛めない)

・口の中の不快感

全身的な問題

・呼吸障害(睡眠時無呼吸症候群など)

・胃腸障害

・高血圧

・頭痛

・結核

 

やはり骨格、歯並び、噛み合わせは身体の健康にも大きく関わっているんですね。

80歳で20本以上の歯のある高齢者には反対咬合はいないという研究データもあります。

 

骨格異常をともなう不正咬合は成長期が終わると、手術での対応しか方法はありません。小児の矯正は顔の骨格変形の予防に非常に効果があるので、矯正を考えておられる人は早めに相談にいかれることをお勧めします。

 

参考文献)Skeletal Maloccusion: A Developmental Disorder With a Life-Long Morbidity

 

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