歯科医師としてのキャリアが20年以上になり、念願だった自身のクリニックを開業するにあたって屋号をどうするか悩みました。
いくつかの候補の中で最終的に「やみか歯科・矯正歯科」に決定しました。
「やみか」というのは、院長である私の幼稚園時代のあだ名です。
名付け親は担任の坂本先生。同じクラスになった2人の「みか」ちゃんを区別するため先生が考えてくれたあだ名で、生まれて初めてつけてもらったあだ名です。
もう1人のみかちゃんは「たみか」ちゃん。
大人になった「たみか」ちゃんから届いた年賀状の「やみか」という文字を見て、どんなことにも目を輝かせていた幼少期を思い出しました。
大好きな歯科医師の仕事を全うするにあたり
初心を忘れず、
情熱を持ち、
目を輝かせながら、診療を続けたい。
そんな想いをこめた屋号が「やみか歯科・矯正歯科」なのです。
最近SNSで当院の名前が変だと見知らぬ人に拡散され、悲しい気持ちになりました。
人の名前でも、店の名前でも、周囲からすると「ん⁉︎」と感じる名前であっても、必ず何かの想いがあってつけられています。「文字」はただのモノにしか見えないかもしれませんが、人の心が宿っています。軽い気持ちで発信したSNSで傷つく人がいるのです。
「やみか」への私の特別な想いを知っていただけると幸いです。